みなさんこんにちは。
みなさんはこれまでに「面接」をやったことがあるでしょうか。
筆者はこれまで3つの会社と5つの職場で働いたことがありますが、その中で「この面接なんかブラック臭いなあ」と感じる面接がいくつかありました。
今回はそんな就職活動時や転職活動時の面接に関する内容を書いていきます。
あくまで例ですよ
あくまで筆者が感じた例なのでその辺はご理解くださいね笑
・あくまで筆者の体験例
目次
やたら裁量推し
まず、1個目です。「やたら裁量推ししてくる」会社は気を付けてください。
面接の時点で「うちは積極的に新人に責任ある仕事をまかせているんだ!」「若くても幅広い業務に携われるよ!」とやたらめったら裁量推ししてくるのは危険信号です。
なんにでも順番がある。
企業というのはいろんな人が所属しています。
当然、あなたの先輩社員もいるはずです。
そんな先輩社員のことを差し置いて、責任ある仕事を入社前から推してくるのは普通ではありません。
「入れ替わりが激しくて人がいないからとにかく早く1人前になってくれ!」と言われているようなものです。
普通は「入社したら先輩の下でまず〇〇の業務をやっていただきます。そのあと、仕事に慣れたら一人で〇〇の案件をやってもらう予定です。」と順序だてて説明があるべきです。
「なんでも君にまかせるよ!」というのは「教育とかしてる暇ないから全部お前に丸投げにするよ」と言っているのと変わりません。
・まともな企業は「具体的な業務内容」を話す。
「具体的な業務内容」を応募者に話すことで応募者も業務に対する具体的な質問をします。
その質問で企業も「あ、この人はこのくらいのレベルなんだな」と温度感をはかるものです。
もし、具体的な業務について説明がなければ雰囲気をみながらこちらから質問してみましょう。
丁寧な回答があるかどうか、雰囲気を感じ取ってみてください。
やたらとスキルに関して注文が多い
2個目です。「やたらとスキルに関して注文が多い」企業は要注意です。
まだ働いてもいないのに面接の時点でやたらとスキルに関していろいろ言われる企業はブラック企業の香りがします。
「現在のスキルの確認」ならいいんだけど。
「現時点でのスキル」に関しての質問や要望は問題ないんですが、あまりにも未来のことについて要求してくるようなら危険信号です。
「〇〇や〇〇、あと〇〇、それに〇〇もできるようになってほしい」「来年の今頃は〇〇くらいできるようになっていてもらわないと困る」など、企業規模や年収のわりにやたらめったら要求ばかりは一丁前の企業はブラック企業の可能性が高いです。
何が問題かというと、おそらく「人の入れ替わりが激しく、慢性的に戦力となる人材が不足している」可能性がある点です。
もう「面接に来た人全員雇う」くらいのつもりで採用活動しているので無意識のうちに「採用前提の面接」になってしまっているのでしょう。
・社員の入れ替わりが激しいから、やたら未来(1年以上先)の話をして長期的に働かせようとする
・退職者が多いので、面接に来た人全員採用しないと追い付かないため、無意識のうちに「採用前提の面接」になってしまっている
だいたいこういう企業は入れ替わりが激しく「今月また1人やめるから今月中に補充しないといけない」「先月の退職分を早急に雇わないといけない」という人材の自転車操業のようになってしまっているのです。
採用する側もいっぱいいっぱいになっているのでしょう。
そんな企業に入るとどうなるか。「やめる人ばっかりで自分の仕事が多すぎて捌ききれず、体調を崩す」のがオチです。
大枠で「将来の主任候補だけど大丈夫?」といったような話をしてくるならまだしも、具体的な業務内容を大量に羅列してくる企業はそっと選考を辞退しましょう。
やたら元気を求めてくる
3つ目です。「やたら元気を求めてくる」企業は要注意です。
このご時世「元気な人」を採用条件にしてくる企業はあきらかに地雷です。
そんな元気いらんやろ。
まともな社会人であれば「仕事をする時にある程度明瞭なコミュニケーションをとる」のは当たり前だとわかっているわけで、それ以上に意味のない元気を求めてくるのは明らかにおかしいです。
ハッキリ言って前時代的でしょう。
また、そういう企業に限って働いている社員の人はまともに挨拶できませんし、目が死んでいます。
「元気な人雇ってるんじゃないのかよ笑」と考えてしまいます。
・その割に働いている人に元気がない
こういった企業は大体バブル時代を生きてきた人たちが社長や役員の職に就いており「俺たちの時代はこうやって生き抜いてきたんだ!」と生きた化石のような思想であることが多いです。
求人票や面接の内容で「引いてしまい」内定を受諾する人のほうが少ないので早々に内定を出してきます。
そっと辞退しましょう。
内定を断ったのに食い下がってくる
4つ目です。「内定を辞退したのに食い下がってくる」企業は要注意です
要は、内定辞退したのにも関わらず「いい人材だと感じたから是非もう一度面接を受けてほしい」と企業から言ってくるパターンです。
いい企業じゃん?
「それっていい企業じゃないの?」と思った方いますか?全然いい企業ではないです。
いい企業であれば自然と人が集まるからです。
人が集まらないから(新しく雇わないと現場が回らないから)食い下がってくるんです。
なんなら面接に来た人全員採用する勢いでないと退職者の補充に追い付かないのでしょう。
「せっかく久しぶりに応募してきた」あなたを逃すわけにはいかないのです。
おそらく、年収も大したことない(400万以下とか)はずです。
・大体年収低い(だから退職者が多い)
もし、そういった場面に出くわしたときは面接で「平均勤続年数」を聞いてみましょう。
ぼやかしてきたり、いろいろ理由を付けて「退職者が多い」事実を話して来たらそっと内定辞退しましょう。
求人サイトにいつも掲載されている
最後に王道です。「求人サイトにいつも掲載されている」企業は要注意です。(通年採用は別)
これは不動でしょう。
まじでいつも掲載されてる。
筆者は割と求人サイトをよく見るのですが、100人以下の企業で3年以上同じ求人が出続けている企業とかあります。
どれだけ入れ替わりが激しいんでしょうか。
雇ったそばから人がやめていくので常に求人を出しているんでしょう。
なかなか短期間で見極めるのは難しいので、転職を考えている人は長期的に求人サイトを覗くようにしましょう。
番外編 ヤバイと思った企業はその後もヤバイ
番外編です。
会社に入った後に「あれ?この会社もしかしてヤバイ?」と思ったことは無いでしょうか。
「残業代を請求したら怒鳴られた」「急な深夜作業や時間外作業がある」「飲み会をやるときは全員で上司にあいさつに行く」など「あれ?この会社ヤバイ?」と最初に思った会社はその後も大体やばいです。
最初に「ヤバイかも」と思った会社がその後「やっぱろやばくなかった」と状況を覆す状態になることはまずないです。
入ってからブラック企業に就職してしまった場合は、その会社で得られるスキルを得たうえで冷静に期限を決めて転職しましょう。
まとめ
・やたら「(年収の割に)スキルを求めてくる」企業は人の入れ替わりが激しい可能性が高い
・やたら「元気を求めてくる」企業は経営層が前時代的な考え方である可能性が高い
・「内定辞退したのに食い下がってくる企業」は慢性的な人不足である可能性が高い
・「求人サイトに常に掲載されている」企業は退職者が絶えない証
以上の条件に当てはまっている企業はブラック企業の可能性があるので気を付けてください。
すごく簡単に言うと「ヤバイと思った企業はやめておけ」この一言に尽きると思います。
なかなかブラック企業を見極めるのは難しいですが、上記の条件を参考にブラック企業に就職しないように気を付けてください。
では!
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